聖戦讀本『センチノオウマ』
誕生〜作家デビューまで
(1902〜1923)
プロレタリア文学時代前期
(1923〜1929)
プロレタリア文学時代後期
(1930〜1934)
転 向
(1934〜1937)
日中戦争従軍
(1937〜1941)
従軍作家時代
(1941〜1942)
フィリピン従軍・戦死
(1943〜1945)
『戦場 ルソン敗戦日記』
(里村欣三死去の状況=浜野健三郎日記)
さびしい掲示板…書込みお願いします。
徴兵忌避か逃亡兵か
新資料発見中西伊之助との関係
里村本名とペンネームの由来
里村欣三が神戸市電にいた
満州逃亡の直接原因に迫る考察
労働運動上の傷害事件はあった!
徴兵忌避をめぐって
核心的考察…大正10年3月の里村欣三
『暁鐘』をめぐって
満州小考(1)
チチハル満鉄建築事務所
満州小考(2)
ハルビン、トルゴワヤ街
とはどこなのか?
満州小考(3)
「ハルピンのメーデー」
満州小考(4)
「假面」と『支那から
手を引け』
里村欣三の母方の系譜をめぐって
ホタルと新選組
「土器のかけら」と関中ストライキ
青春の里村欣三
新資料で読む 里村欣三のはがき
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里村欣三ホームページ
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徹底して体制に反抗した里村が、なぜ軍国日本の先兵となり、自殺とみなされる死に突き進んでいくのか、
略歴 里村欣三は、明治35(1902)年3月13日、現在の岡山県備前市日生町に生まれた。関西中学校をストライキ首謀により退学処分、東京に出て市電車掌となり、中西伊之助らと共に激しい交通労働運動を経験した。徴兵忌避、満州放浪の後、文戦派の作家として登場、葉山嘉樹、前田河廣一郎らと共にプロレタリア文学の発展期〜冬の時代を闘い、昭和10年徴兵忌避を自首、昭和12年7月から14年12月まで姫路第10連隊輜重兵として日中戦争に従軍した。太平洋戦争開戦時には従軍作家として徴用され、堺誠一郎、井伏鱒二らと共にマレー・シンガポール侵略戦に参加、昭和17年ボルネオに転出、一時帰国の後、昭和19年12月すでに米軍の上陸が始まっていたフィリピン戦線に今日出海と共に渡り、昭和20(1945)年2月23日42歳で戦死した。
(左・船上の写真)昭和16年12月、陸軍報道班員として徴用され、マレー戦従軍の途次、輸送船アフリカ丸にて。
前列左から 栗原信、里村欣三、山本和夫、堺誠一郎、高見順、倉島竹二郎、
二列め左から 豊田三郎、小田嶽夫、菱刈隆文、寺崎浩、
三列目左から七人め 北町一郎、三人おいて中村地平、四列め左から 海音寺潮五郎、井伏鱒二。
(右・戦車の写真)マレー戦線に従軍中の里村欣三。後ろは作家の堺誠一郎。
昭和17年1月16日頃、ゲマス付近でのものではないだろうか。
当サイト「里村欣三写真館」より
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考察 ホタルと新選組 里村欣三の母方の系譜をめぐって
新選組「谷三兄弟」は里村欣三の母方の家系そのものだった…。
意外な事実が明らかになります… ご覧ください。
核 心的 考 察 『暁鐘』をめぐって”
大正9年4月の東京市電ストライキとその敗北。後退局面で生起する確執。
中西伊之助の検事調書と獄中書簡、弁護士布施辰治先生の決意、
「交通労働者団結之革命」、リーフレット『暁鐘』等、新資料による考察。
大正10年3月の里村欣三 が生きた姿で起ち現れてきます。
考察 労働運動上の傷害事件はあった
徴兵忌避、満洲逃亡の直接原因に迫る考察
里村欣三の入獄記事発見をめぐって考察を加えました。
考察「里村欣三が神戸市電にいた」
大正11年3月16日、西部交通労働同盟(大阪市電)の結成大会に登場した里村欣三。
満州逃亡直前、里村欣三が神戸市電にいたことを明らかにし、
満州逃亡の原因を考察しました。
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『週刊読書人』2013年5月24日号「編者から読者へ」欄に
里村欣三顕彰会・田原隆雄会長の『里村欣三の眼差し』刊行案内記事が掲載されました。内容案内はこちら
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